オーバーコッヘンに行くには
今回ご案内している他の都市へは「地球の歩き方」をはじめとするガイドブックにいくらでも記載があります。しかし、オーバーコッヘンは観光地ではないのでガイドブックへの記載は皆無。下手をすると観光案内所でも分からなかったり資料が無かったりします。日本から最短で行くにはルフトハンザドイツ航空でミュンヘンまで約12時間で直行。ミュンヘンからシュトットガルト方面の特急でウルムまで行き、そこからローカル線でオーバーコッヘンまで。他にもフランクフルトからシュトットガルト経由で行く方法もある。博物館はワンフロアでそれほど大きくないので1時間弱あればゆっくり見れる。駅前でランチをして周辺散策を含め3時間あればまずまず。交通機関が無かった時代、お伊勢参りに行くことに憧れたように、やっぱりツァイスレンズを愛するなら一度は本拠地に行ってみたいのが男のロマン。独身の方はともかく、妻帯者はうまいことドイツに行けたとしても、他に何の観光も無いオーバーコッヘンにどう奥方様を連れ出すかが非常に難題である。 ミュンヘンからの日帰りモデルスケジュール/往き38ユーロ
ミュンヘンへの帰り/35ユーロ
フランクフルトからの日帰りモデルスケジュール/往き45ユーロ
フランクフルトへの帰り/45ユーロ
|
以下の画像はウルム駅からオーバーコッヘン駅までのものです
ウルムの出発案内板。アーレン行きに乗車する。10:00発の電車は5a番線だ
Gleisは番線のこと。5a番線はここを出てさらに120m
ホーム先端にもうひとつホームがあるのだ。ヨーロッパでは結構ありがちです
逆光で見難いですが、10時発アーレン行きと表示が出ています
この電車に乗って下さいね。一応中距離列車なので、車内にトイレがあります(紙もついていますョ)
ウルムを出るとずーーーーーーっとこんな感じです。もちろん単線なのです
線路の向こうに本社ビルが見えると思わず「オ〜ッ」って叫びたくなっちゃいます(車内ではお静かに)
「オーバーコッヘン〜、オーバーコッヘン〜」なんてアナウンスはありません。とっとと降りましょう