オーバーコッヘン光学博物館
双眼鏡コレクション
ナポレオンが使った望遠鏡を筆頭に双眼鏡のコレクションが展開されています。双眼鏡は軍でも使われていた為、年代物も結構残っており見逃せません。もちろん、現代になって発売されたクラシックタイプまで幅の広い展示です。 |
それでは、双眼鏡のコレクションをご案内いたします
ナポレオンがウォータールーの海戦で使用したという望遠鏡。貴重なコレクションです
ナポレオンの望遠鏡、クリスティーズのオークションに出されたとか・・・
1883年に作られた双眼鏡。カットモデルになっているのには意味があります
この双眼鏡はZeissで作られたものではありませんが、
光学系はZeissが特許を取得した設計が用いられています
1894年から1895年にかけて製造。4x11と 6x15の倍率切り替え式です
大日本帝国海軍の軍人であった東郷平八郎元帥が使った物と同じモデル
接眼部がダブルの珍しいタイプで、5x24、10x24のコンバーチブル
70〜120メートル先を鮮明に見ることができる
1904年製で、東郷元帥が56歳の時に使用され、
日露戦争中のバルチック艦隊との日本海海戦で貢献した
1910年製のTELETURという名のモデル。6x15で軽量コンパクト。123mまでのピント範囲を持つ
このモデルからカールツァイスイエナの商標ロゴが入っています
同じく1910年製のTELEXEM。こちらは6x24の高級モデル。120mまでのピント範囲を持つ
1937年製のDELTAREM 8x24モデル。198mまでの広範囲なピント範囲を持つ高性能機
1938年製のDELFORTEM 15x60の大口径高倍率モデル。ピント範囲は80mまでとやや狭い
1954年製の8x30モデル。レンズ間の隙間を少なくして全長短縮に貢献したモデル
1964年製のZeiss初のダハプリズムタイプ。残念ながら倍率等のデータは公開されていない
1969年製、8x20のポケット双眼鏡。オーバーコッヘン製で、今でもこの流れを継いだモデルがある
1970年製、12x50でモデル名はNOBILEM。戦後、人民公社(国営企業)となったVEBカールツァイスイエナ製
1974年オーバーコッヘン製の8x20B。8x20のマイナーチェンジモデル
接眼部の視度補正機能を搭載したベストセラーモデル
カールツァイスイエナの商標
カールツァイスの商標