北斎館

 葛飾北斎とは1760年に江戸本所(現・深川界隈)に生まれた江戸時代の浮世絵師の一人。版画、肉筆画、挿絵、絵手本、天井絵など、3万点を超える作品を残した。北斎漫画をはじめとする絵本を多数発表し、内外の絵画技術の普及に大きく貢献した。北斎は晩年も活動の勢いを休めることなく、70代になって富嶽三十六景を描いた。83歳を迎えた1842年秋、北斎は初めて小布施を訪れる。資産家の高井鴻山をスポンサーとし、計4回にわたり小布施を訪れ、岩松院に残る天井絵などを89歳まで手掛ける。翌年江戸へ戻り、1949年に浅草で没し、90年にわたる生涯を閉じる。北斎ゆかりの地に残るコレクションを長く受け継ぐべく、1976年に北斎館がここ小布施に設立された。

長野電鉄小布施駅から徒歩圏内。約10分で到着

近代的な館内です

浮世絵の書かれた屏風などのコレクション

これがあの有名な「富獄三十六景」

版画のしくみが分ります

これを70代で描いたわけですから、さすが巨匠

高速シャッターを切ったような描写は実に写実的

北斎館の貴重なコレクション

天井画が2枚はめ込まれた祭屋台

素晴らしい色彩です

見やすいところに、レプリカがあります

以上、北斎館でした

以上、トレインギャラリー長野でした

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