ノルマンディー上陸作戦

 1944年6月6日。ヒトラー率いるナチスドイツが占領しているフランスのノルマンディー地方に連合軍がドーバー海峡を渡り海から突撃した。史上最大の上陸作戦であり、作戦から60年以上過ぎた現在でもこれを超える規模の上陸作戦は行われていない。作戦決行日のこの日をD-dayと名付けた。この連合軍に混じり、戦闘の模様をバリケードの陰に入り ContaxII で撮影したロバート・キャパはコンタックスファンには周知のことであろう。この戦いから62年経過した2006年6月6日、このメモリアルデーにこの地を訪ねてみた。ノルマンディー地方は日本人にとってはあまり馴染みが無いかもしれないが、欧米人にとってはメジャーな観光地であり、メモリアルな場所である。この戦いで海が血で赤く染まったとも言われるビーチは、今では想像もつかないくらい長閑で、家族連れで賑わう憩いの場であった。キャパが愛用した ContaxII と彼が撮影したこの地についてこれからご紹介致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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