D-day

 猛威を振るうナチスドイツ軍はヨーロッパほぼ全土を掌握し、フランスまでもが占領下に落ちていた。ナチスから領土を取り返すためにアメリカ、イギリス、フランスの連合軍はヨーロッパ上陸作戦を企てる。航空戦力を活かすことを考慮した結果、使用できる空港は当時イギリスにしかなく、航空機の行動範囲内で大きな港があるという条件により、イギリスからドーバー海峡越であるフランス西部のノルマンディー地方が選ばれた。万全を喫するため嵐の夜に舟艇を進軍させ、1944年6月6日、ノルマンディー上陸作戦は決行されたのであった。
 ノルマンディーの海岸沿いには高台の丘に沿って堅固な要塞が築かれており、すさまじい砲撃と機銃掃射で、第一陣部隊の70%が死傷を負った。この戦いは、明け方から夕闇まで続いた。しかし、連合軍の兵士の数は圧倒的に多く、連合軍の決死の爆破作業によって防御線を突破した米軍第24師団と第1師団の兵士達は上陸に成功。ついに激戦にピリオドを打ち、ようやく「一番長い日」は終焉を迎えた。 この日は後にD-dayと呼ばれ、ノルマンディー上陸作戦の日の意味を持つようになった。以下その模様をキャパがContaxIIで撮影した写真にてご紹介します。

D-dayについてはこちらでもさらに詳しくご案内しています

 

 

舟艇より上陸する連合軍兵士

 

ドイツ軍の敷設したバリゲードに隠れる連合軍兵士

 

丘の上のドイツ軍要塞を目指す連合軍兵士

 

いま考えてみると、あんな修羅場でよくクラカメで撮影できたなと

まあ、あのときはあれでも最新鋭機なのですが・・・

やっぱり、キャパは凄い人なんです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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