パリでの中古カメラ青空市レポート2006

<世界最大の中古カメラ市の模様を100枚の写真でお楽しみ下さい>

緑の中でカメラを買い漁るのは非日常で新鮮です

SWAは高価なので、手に取るには一声かけます

プラナー85mmF1.2が見えます。約70万・・・とっても手が出ない価格でした

こっちでは日本より玉数が少ないのでどうしても高騰します

結構コンタも出ています

綺麗な箱付きSX-70ですが、5000〜7000円の捨て値でした

ロンドンの業者さんが持っていた綺麗なイエナ製双眼鏡です。高価でしたが捕獲!

ブラコンの背ブタです。中身より箱のほうが高いような・・・

このおじさんは、いつもツァイス系のレア物を多数持っています。通称 ”カトちゃん” (似てるでしょう)

RTSが35ユーロから。ここんちは、少々難あり専門店です

キエフはレンズ付きで40ユーロくらいからありますが、キリル文字はやや高め

ペンタの18mm3半はレアですね。どっかの日本人業者が買ってました

645もいいのですが、嵩張るものは買い付けには向きません

ここんちはいつも旧コンを持っています。言い値の半値くらいで買いたいですね

こっちではネッテルもまだまだ表向きは高値ですが、交渉すると悲しい値段に・・・

この手は値切れば50ユーロくらいまでいけます

黒いけどゴキブリじゃありません。コリブリでございます

ここの店主はステレオマニアです

ご主人はカメラに血眼ですが、隣の奥さんは結構ウンザリ気味です

過去うちの店にあったRXです。フォト・アーセナルさんは倍かそれ以上で売ります

ダルマは結構しますが、値引き交渉次第ですね

CF250mm〜500mmのストックも結構あります

キャノンのEF200は欲しいところですが、送料を考えると合いません

Gは日本の2〜3倍で売られています。というより、日本のGは異常に安すぎ

ここんちはドイツメイドをいっぱい持っています。ほとんど値引きなし・・・というか毎度のこと売る気ない

これは実にレアですねぇ〜エルネマン社のアナスチグマット

まさに博物館ゆきです。値段は怖くて聞けません

最後の締めに相応しいおフランスのカメラ。フランス語読みでシクロープでしょうか。

ペンタ部にレンズが付いていて、複雑な反射機構でフィルムに焼き付けるレンジファインダーです

 

 

最後にオマケ。残念なことに青空市では毎年盗難が多発

置き引き、スリなど日常茶飯事です

子供やカワイイ女の子が泥棒だったりします

一応、会場内に警察の詰め所とパトカーがあり、見回りはしています

泥棒さんのターゲットはお店さんだけでなく、買い手さんにも忍び寄ります

皆さんカメラの品定めに夢中ですから、カモがネギではなく高価なカメラを背負ってるわけです

付近に止めてある車上のカメラ荒らしも少なくありません

青空市は現在昼間だけの開催ですが、以前はオールナイトで開催

夜になると泥棒さんが昼間盗んだものを格安で素早く売り捌きます

通常10万円のカメラが1万円で買えたりします

なぜなら、泥棒さんはカメラの値打ちを知りませんし、原価はゼロですから

最近は地域住民からの苦情も多くなり、夜の青空市ならぬ闇市はありません

 

 

以上、2006年のパリ青空市レポートでした

 

 

 

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