私の撮影機材たち

<こんな機材で撮ってみました>

    

原型を留めていないのは、極寒仕様だからである。

氷点下での金属は、ドライアイスより冷たくなるので、

素手はご法度。できるだけ金属部分をマスキングした。

マスキングには両面テープ付きのモルトプレーンと、

スポーツ用のテーピングを使用した。実用充分。

       

CONTAX S2b

完全機械式カメラ

電源を必要としないので、寒中撮影には便利

  

  

CONTAX Aria D

電子式カメラ

電源を必要とするので、寒中では外部電源が必要

   

    

左から F-Distagon T* 16mm F2.8 AEWG

Distagon T* 28mm F2 MMG

Distagon T* 35mm F1.4 MMG

絞りは開放、ピントは無限遠に動かないように固定する。

絞りは絶対に開放がベストと考察する。

絞り全開で少しでも光を取り入れたい事と、

なによりコントラストをつけないことである。

微妙な柔らかい光は、高いコントラストで潰れてしまうからだ。

   

   

Ariaを含む電子カメラ(電池を必要とするもの)を使うなら、

体温で保温が可能な外部電源が役に立つ。

写真は GP-1 と P-8 の組み合わせ。

CONTAXは外部電源がほとんどの機種で使用できるのが便利だ。

電池は低温化に強いリチウム電池を推奨します。

※1. 139Q、159MM、RTSVの3機種は対応できません。 

※2. 167MT と ST は別途単三バッテリパックを必要とします。

 

 

ベルボンの高性能折りたたみ三脚 Maxxim i

先端のみを捻れば全段繰り出すので、設営・撤収が素早い。

商品色はシルバーであるが、黒のモルトで金属部分を覆った。

頑丈な三脚を持ってくる人も多いようだが、

私はこれで不便を感じなかったどころか、大変便利であった。

オーロラ撮影で最も重要なのは早い位置決め。

自由雲台は絶対的に必要アイテムと考える。

絶えずのた打ち回るオーロラを追従するのに、

2ハンドルでパンニングしている暇はない。

2台以上のカメラを持って行く時は、クイックシューが便利。

 

  

これも必携品のレリーズ

機械式には機械式を、電子式の場合はその機種専用の物を用意する。

  

  

あると大変便利なヘッドランプ。マジで便利です!

懐中電灯と違い、両手が空くのが嬉しい。

写真のヘッドランプは発光ダイオード式。

低輝度赤ランプと高輝度白ランプの各間欠を含む4通りの発光が可能。

電球切れが無く、省電力である。単4電池3本を必要。

−30度でも2時間以上、保温無しで使用できた。

スカンジナビア航空機内にて購入。約5000円。

  

  

これは機械式カメラに便利な電子メトロノーム。

1,2,3、4,5・・・って口で数えるほどいい加減なことはない。

時計を見ないで30秒数えてみればよく分かる。

しかも寒いとついつい早くカウントしがちである。

メトロノームを60拍に設定すれば、

正確な露光時間を約束できる。

これは意外とスグレ物。

ヘルシンキ市内で購入。約3500円。

   

 

 

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