初心者に撮れるか
<あなたにも撮れます!>
絞り値も調節しないでいいですから、実に簡単な撮影なんです。
実際に操作するのはシャッターの秒数だけです。
まあ、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる!
一枚でも多く記録することが撮影成功への秘訣です。
撮影秒数やフィルムに関しては、後の章で触れることにします。
カメラやレンズ機材にはちょっとお金がかかります。
一眼レフが必要なのですが、
ボディとレンズが新品セットで 59,800円・・・というわけにはいきません。
15〜30万円くらいの予算がかかります。
広角(ワイド)で明るいレンズは安くはありません。
中古で安く上げようとすれば5万円以下でも可能です。
一番気にかけなくてはいけないのが、厳寒下での電源です。
電池の電圧が低下して、カメラが動かなくなります。
電池を使わなくても作動する機械式カメラという、
普段は不便だが、低温化では非常に便利なカメラがあります。
ニコンのFM2、キャノン旧F-1、ミノルタSR-101、ペンタックスSPなど。
バルブさえ動けばジャンクだってOKです。
ただファインダーの暗いものは、夜空を見るので作画が困難です。
レンズは21mmよりワイドでF2.8以上の明るいレンズを選びましょう。
チョイスは中古カメラ店で相談に乗ってもらうといいでしょう。
その際、知識と経験豊富な店員さんを根気良く捜して下さい。
なぜなら、僻地まで行って撮れなくてバカを見るのはアナタ自身です。
うちはCONTAX専門店なので、CONTAXに限定してお話します。
お薦めのボディはズバリS2またはS2bです。
FX−3スーパー2000でも代用できますが、
ミラーストッパーが弱いのでメーカーで新しい物に予め交換しておきましょう。
レンズはもちろんカール・ツァイスT*レンズ群を。
広角でも明るいフィシュアイ-ディスタゴン16mm F2.8
魚眼の歪曲を嫌うならディスタゴン21mm F2.8
明るい広角ディスタゴン28mm F2
明るさにモノを言わせるディスタゴン35mm F1.4
以上のうち2本あればどうにかなります。