フォトキナ2012

2012年のフォトキナは9月18日から9月23日まで開催

毎回ケルンメッセ会場にて開催されるフォトキナです

 

前回の目のデザインの旗からグレーの無地に変わりました

 

この看板は使い回しです

 

今年もニコンが陣取ります

前回は I AM PHOTOKINA でしたが、今回は I AM LIFE になっています

 

数秒おきに写真が変わります

 

Power to connect.....エントランスホール奥にあるキャノンの広告です

 

チケットの料金一覧。1日券は4年前28ユーロだったのが2年前43ユーロに、そして今回は45ユーロに若干値上がりした

4年前47ユーロだった2日券は前回71ユーロに、今回は75ユーロとなった

  

入場ゲート。奥の広告はムービーEOS

 

それでは、フォトキナ2012へご案内致します

    

フォトキナとは?

 ドイツのケルンで開催される長い歴史のあるカメラ見本市。かつて1974年にコンタックスRTSもフォトキナで発表され、世界中に名を知らしめた。RTSの発案から猛スピードで設計されたのも、フォトキナ開催に間に合わす為であった。フォトキナは西暦の遇数年のみ、つまり1年おきに開催され、毎回9月中旬から末にかけての開催となる。開催中のケルンのホテルは町の中心はもちろん外れまで、全て各メーカーや招待客で押さえられており、個人での予約は100%不可能だ。個人で行く場合は隣町のデュッセルドルフやボンに宿を取ると良い。世界中のカメラメーカー、関連用品メーカーがここケルンに一同に集い、各社の新製品や主力商品をアピールする。各メーカー共にフォトキナ開催時期に合わせて新製品を発表する傾向があるくらい、業界にとって重要な見本市だ。

    

今年のフォトキナについて

 今年は多くの製品が発表され、各社賑わいを見せていました。今回のフォトキナでフルサイズフォーマットがさらに拡充、ますます撮影シーンが豊かになりそうです。キャノンからEOS6、ニコンからD600、ソニーからアルファ99と、続々登場した。特にアルファ99はペリクルミラーとEVFを搭載したハイエンド機で、ミラーレスのようでミラーレスではない新しい流れになりそうだ。さらにスマートフォンやタブレット向けの付加価値機能を搭載した機種も出ており、Wi-Fi機能、GPS機能、ヘッドフォン端子やHDMI出力端子なども盛り込まれた。
 また、ミラーレス市場も急加速。APS-CサイズではフジフィルムからX-E1、SONYからはNEX-6が発表。またハッセルブラッドからは意欲的にLunaが参考出品された。マイクロフォーサーズ市場はパナソニックが防塵防滴仕様のGH3で一気に牽引する。
 いままであった「純正」というボディとレンズを同じメーカーで統一する概念が崩れてきたのではないかと思う。それぞれ、優秀なボディ、優秀なレンズをユーザーが選び、それを組み合わせて使うのがトレンドとなっていることを強く感じた。ハッセルのLunaにEマウントのツァイスレンズを装着すれば、往年のハッセルブラッドのようなハッセル+ツァイスの組み合わせがユーザーの組み合わせ志向によって甦るのである。
 最後に、フォトキナの楽しみといえば新製品を手に触れられるのはもちろん、各メーカーの販促品をもらってまわるのも大きな楽しみである。しかし各社景気の悪さが伺え、ブースの簡素化や販促品の省略などが目に付いた。そんな中、ニコンは紙袋やストラップ、菓子などの販促物などにも力が入っていた。北口正面の黄色いカラーリングや電光アピールボードも併せ、ニコン健在を強くアピールした。

 

それでは引き続きフォトキナ2012レポートをご覧下さい

 

 

 

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